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子ども劇場おやこ劇場新潟県センターという子どものための文化団体の代表(事務局長)をしています。なかなか食べられないので、予備校の講師やら大学の非常勤講師なんかも。教えているのは理系(数学や理科)、もともとの専門は地質学(火山岩岩石学)でした…。今はもっぱら「遊び論」かな。理系(物好き)を学んだ、根は文系(人好き)です。

2011年8月8日月曜日

アートビレッジキャンプ


アートビレッジキャンプ(8/5~8)

蓋沼森林公園キャンプ場(会津美里町)
(時間順に1ページに再編集しました。)




§ 8月4日(キャンプ前日)

明日(8/5)から3泊4日でアートビレッジキャンプ。福島県の太平洋側の子どもたちに、短い間でもせめて思いっきり遊んでもらいたいというのが趣旨。賛同してくださった創造団体が、それはそれは豪華で楽しい体験のコーナーや、上演などをキャンプ場で行ってくれるのだ!


わたくしが事務局長している、子ども劇場おやこ劇場全国フォーラム 東日本大震災対策本部「子どもとアートプロジェクト“明日”」が主催です。


ま、他県で子どもを受け入れる団体も多数ありますが、私たちは、あえて福島県内でやります。
というのは、いろんな事情で福島から出られない子も多かろう、ということ。

福島県の人たちに聞いた話ですが、猪苗代湖を西側に越えると、車の窓をやっと開ける気になる…とのこと。ですので、猪苗代湖の西側、会津美里町、蓋沼森林公園キャンプ場で行います。
実は、私の所属する新潟西おやこ劇場では長年利用してきた気安いキャンプ場だ、ということもありまして…


今(22:30)やっとボランティアの新潟西おやこ劇場の青年たちと打合せが終わったところ。
まったくもって頼りになるやつらでございます。


また、津波の被災地でもある宮城県岩沼(亘理)の子ども劇場からも青年が駆けつけてくれのも嬉しい。




我が愛車(レジアスエース)も荷物が満載。


新潟スタッフ一同で本部設置して、いわき発のバスをお迎えするのだ。

明日はこまのたけちゃん一派が午後に遊んでくれる予定。
夜は風の子秋田の高坂諭さんの東北の昔話の上演をしっぽりと。

なんか、今からワクワクですね。


§ 8月5日(キャンプ初日)


【新潟出発の朝】

「奴隷」(笑)諸君。頼りにしてまっせ。幸先よくピーカン。

【キャンプ場にスタッフが到着】

すぐさまテント張り
会津美里町が貸してくださった大型テントを設置。

すぐさま
あけびのつるで工芸で遊びだすスタッフ。

松ぼっくり入れて出来上がり。
たけちゃん一派も無事到着!

【14:50 子どもたちもバスで到着】


さっそく、たけちゃん一派に魅せられています。
いやはやすごい技なんですわ・・・すごい。


【夕食づくり、はじまりました。】

メニューはカレー。小さい子も一所懸命、皮剥き。

カレー粉投入!

もう少しで出来上がり。(煙で目が痛いよう)



【会津盆地を見下ろして】

向こうは磐梯山。手前が右が会津若松市
ホントに素敵なキャンプ場なんです。


【風の子 高坂さとし】


森のしじまのステージ。秋田弁による、みちのくの民話。野外で行うことになりました。
(とても良い雰囲気ではあったんですが、しかし!照明に蛾が飛び込んで焦げてます。)


§ 8月6日(キャンプ2日目)


【朝も早よから】

朝はパン・サラダ・牛乳・スクランブルエッグ…

朝食後は、さあさあ、好きなだけ遊べ!!

キャンプ場にスケボーがあって、男の子たち夢中。これがまたすぐ上手になること・・・子どもは遊びの天才だね。

ツリーハウスもあったりして。ちょっとトムソーヤー気分。
地元のNPOが作ったツリーハウスなんです。

キャンプ場には炭焼き釜もあって、

ちょうど炭出し。焼き上がった炭を引っ張りだします。


ちょっとやらせてもらいました。でも熱い!


青年たちと蓋沼までハイキング
あっ、何かいた?! ウソだぴょーん。

あれ、竹の楽器作りは明日のはずだが・・・
竹を割っている・・・?


【流しそうめん】


なるほど、この樋のために竹割ってたのね。
何だかんだ言って
裏方の苦労(笑)青年は偉いと思います。(ゆで汁が熱い!)
我ら新潟勢としては恒例の

かきあげ。キャンプで揚げ物、結構いいんですよ。



【ただじゅんさん】

ただじゅんさん、お早く到着しまので午後の部、予定を早めて開始です。良く飛ぶ紙飛行機の工作。それから、
太鼓のワークショップ。さあ、みんなで盛り上がれ!



【モンブラン】

モンブランさんも到着、さっそく管理棟で
マジックワークショップ。もんちゃんパゥワァー


【夕御飯は】


ビビンバ丼!


【森の木陰でどんじゃらホイステージ】



ただじゅんさんの太鼓から。


まのけんさん、ナイスバンジョー


モンブランマジック、モンちゃんパゥワァー、炸裂!


笛師九兵衛、ちんどん屋さん。


びり&ブッチィ、愉快痛快。


出演者御一同様。ありがとうございました。
いい時間だったなー、芸人最高!ぱちぱちぱちぱち。


§ 8月7日(キャンプ3日目)



【朝バイキング】


鮭・梅干・のり・漬物・・・正しい日本の朝食

好きなメニューで好きなだけ。



【竹取り物語】


午前中の企画、青音協の竹林の手入れ体験、「青少年による竹林ルネッサンス21世紀のかぐや姫事業」の始まりです。竹林で、竹の手入れして、切り出して、楽器を作って、演奏してしまうのだ。

竹林には「かぐや姫」だよね。

お嬢さん方、竹から生まれた?


自分たちで切りたおします。



切った竹は、みんなで運び出します。(結構急な斜面)


俺たちが運んだのだ。少年のプライド。


結構たくさん切り出しました。




集合写真撮ったら、さあ、キャンプ場戻ろう!
やぶ蚊にめげず、たいへんよくがんばりました。


【お昼は冷やし中華だよ】


60人分!

木陰でおいしい!


【午後の体験コーナー】


竹の楽器づくりです。ケーナ。

こちらはレインスティックづくり
竹に竹串を打ち込みます。

作るだけでなく文化体験も
はじまりはじまり。いろんな芸能・音楽のワークショップです。

これは創造団体ではない、新潟スタッフが急遽はじめたチマキ作り。

笹の葉の巻き方を習って。結構、大人気。


かのんぷ ウクレレワークショップ。


【野外で星空コンサート何だけど…】


雨、降るなよ〜 ま、星は無理そう・・・

さあ、夕食。
新潟西おやこ劇場が誇るベテランスタッフ加代子

今回の食事担当。ご自慢の中華丼&麻婆、
それにさっき作ったチマキ。
ブッチイさん大喜び。

【星空コンサート】
雨が降りそうですが・・・強行します。
時間を早めて、雨になる前に…星空は見えず稲光コンサートです!
札幌NKミュージックの かさいなおきさん!


かさいさん無事に終わり、べんさん始まりました。あと30分、天気持って、お願い!


夕焼けこやけで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る。
何とか、お天気もった!
(いやはや、すぐ近くの藪まで雨の音がしたのですが、
コンサート会場の駐車場は雨から免れました。
多分、50メートル先は降っていたのだと思う、そんな雨の音でした。奇跡だ!)


§ 8月8日(キャンプ最終日)



今日の朝ごはんはパンです。


鉄板でトーストする子も

こまのおっちゃん御一同

キャンプ場に一緒に泊まってくれていました。これから喜多方フェスにご出勤。


【昨日の続きの竹で楽器作り】



工作隊、ドリル師九兵衛、職人の匠。(註:本職は笛師)


竹の工作に燃える!


今日は野外でウクレレ教室。ハワイア~ンのゆるい音が響きます。

バルーンアート教室

ブッチィさんのおもしろ口上つき。

炎天下でも

モンちゃんパゥワァ〜(ずいぶん、手品覚えたよね)

まのけんケーナ作り教室でも

上手に作れて、上手に演奏。


【最後の食事は】

冷やしうどんです。これも新潟西おやこ劇場の恒例パターン。


【さあ、いよいよエンディング、発表&交流コンサートはじまり】

司会はいつもはしゃべらない(はずの)びり&ブッチィ。


最初は日本サロンコンサート協会、アンフィニオーケストラ。
クラシックが野外で聞けるなんて・・・素敵な音色でした。
でも、クロード小林さんはバイオリンを顔で弾くということが良くわかりました。

シンガーソングライター岡田健太郎

子どもの体験発表

バルーンアート、バランス、風も吹くから難しい!

ウクレレと作ったギロも一緒に合わせて発表




みんな一緒に!スプーン曲げ。

玉木幸治ビブラフォン

コンサートの大取は、

イッツフォーリーズのお姉さんたち。
なつかしの「いずみたく」メロディーです。
うん、「ぼくらはみんな生きている」よね。

さあ、コンサートも終わりです。


【さよなら】

バスの中から、みんな別れを惜しんで手を振ってくれます。




アートビレッジキャンプ、終わりました。帰りのバス、いわきまで同乗することになりました。
白かった、いわきの子どもたちもこの3泊4日で思いっきり黒く焼けました。
疲れて眠るかと思いきや…、子どもの元気は尽きることなし、真の未来エネルギーなのだ。