自己紹介

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子ども劇場おやこ劇場新潟県センターという子どものための文化団体の代表(事務局長)をしています。なかなか食べられないので、予備校の講師やら大学の非常勤講師なんかも。教えているのは理系(数学や理科)、もともとの専門は地質学(火山岩岩石学)でした…。今はもっぱら「遊び論」かな。理系(物好き)を学んだ、根は文系(人好き)です。

2013年8月6日火曜日

アートビレッジキャンプ2013 in 福島 蓋沼森林公園(会津美里町)



福島の子どもたちに思いっきり野外体験をアート体験とともに・・・というコンセプトのキャンプ。震災から初めて早3回めです。先駆的に震災直後からはじめたキャンプではありますが、福島県外に子どもたちを長期に連れ出すツアーが全国的なNPO・地方自治体の努力で充実してきています。補助金も出るし学校通じて募集がかかるし・・・ということで「ライバル」が増えたかな?参加者思ったより少なかった・・・のは残念! でも、福島の子どもの全体状況を考えたときには大変喜ばしいことではあります。

ま、そうは言っても、他所にないのは「アート体験」と自由度が高い「生活キャンプ」というところでしょうか。企画してるこっちも楽しくてしょうがないものです。(たぶん、手伝ってくれている、青年ボランティア諸君も。・・・だよね?(笑))

1日め

いわき市と二本松市(大玉村仮設)からバスで子どもたち集合。さっそく我が青年諸君と遊びます。



そうそう、バスの添乗員さんは、岩沼おやこ劇場の「わっ君」。声優を目指す彼は今、東京で暮らしてますが、このキャンプのために今年も駆けつけてくれました。

あれあれ、いきなりモンちゃん(マジックファクトリーのモンブランさん)がお出迎えですよ。身近なものを使ってできるマジックを習います。


 夜はカレー。我々のキャンプではカレーは珍しい。

いわき3人かしまし娘(笑)



管理棟には、ロビーと工作室、そして畳の研修室、シャワー室があります。

研修室では夜のイベント、もちろんモンちゃんのマジックショー「モンちゃんパゥワァ~」です。



「モンちゃんとあったことある人!」の問いかけには、「はーい!!」ほぼ100%でした。モンちゃんは花咲かせプロジェクトでも前々回のキャンプにも参加くださってますし、出会うチャンスがホント多かったのですね。(子どもとアートプロジェクト“明日”功労者賞だね)
いつものボケネタが使えなくてやりにくかったかな(笑) でも技は相変わらず冴え渡ります。

2日目

朝は恒例、朝食バイキング。炊きたてご飯美味しい新潟米!(キャンプ場は福島だけどね、えっへん!)これさえあれば、ちょっとの「塩気」でご飯が進みます。朝からどんぶり飯4杯なり(なに?食べ過ぎ?)


昨晩の余りご飯はチャーハンを気を利かせて作る、火のご主人。職人技が冴えるぜ。でも、ちょっとカメラ意識しすぎ。


青緑赤の少年、まるで信号機。関係も信号並みに目まぐるしく変わります。前の晩ちょっと喧嘩して、別のバンガローで寝たんですが、今日は今朝はすっかり仲良し。子どもってタフだな・・・って思う瞬間。


お昼はワンプレートランチですが、横一列でなんか面白い絵でしょ。


実はこういうわけ。

日本サロンコンサート協会の皆さんをお迎えして、超贅沢な生演奏付き野外パーティーと洒落こんだ次第。青年の談「日本じゃないみたい」・・・(笑)

サロンコンサート協会さんは、今晩、郡山でコンサート、すぐサヨナラ。お立ち寄りいただきありがとうございました。



入れ替わりいらっしゃたのが、グレゴ音楽一座のグレゴさん。
少女とミヤマクワガタがお出迎えです。

公共交通機関利用で喜多方市から移動だったので、出番よりずいぶんと早く到着。子ども遊びボランティアの一員として大活躍。(スイマセン・・・でもありがとうございました!)


コマ用意しておいたんだけど、やっぱり勝手に遊び出しますね。武士も1人いるようだ、この刀の上では回せないでしょうな。(笑) 



中華丼の夕食のあと、いよいよグレゴ音楽一座の本番です。管理棟のロビーにて。



終了後、ジャック人形(タップを踊る木の人形)で簡単ワークショップ、楽しい!





3日め

今朝はパン。パンの準備は確かに簡単なのですが・・・




お寝坊ダメダメ青年ボランティア。懲罰の対象です。(FBに動画アップ済み、全国に恥を晒す。)だから、早く寝ろって(笑) 今日は働いてもらいますよ。四の五の言わせません。


木の上の青年ボランティアを狩る。水風船を投げつけるという楽しいゲームなのだ。


おや、今年も「魔女」の登場だ。
人形劇団ひぽぽたあむ 永野むつみ&大澤直さんの「どこにもいない生き物を作ろう!」ワークショップ。





さすがに野外でこのワークショップをするのは我々だけだそうな・・・(笑)
でも、木立ちの間でいい雰囲気です。不思議な生き物たちが蠢きだします・・・って感じ。




お昼は、そうめん&かき揚げ。むつみさんたちと一緒にいただきます。島原の高級品、美味しいそうめんなんですよ。我が子ども劇場おやこ劇場新潟県センター40周年記念の財政活動の商品なのだ。(絶賛、販売中!)



ホントは、割った竹の樋で流しそうめんだったはずなのですが、訳あって流さないことになりました。その訳とは・・・

割った竹から芋虫コロコロ。さすがに麺に混ざると何でしょ?(調べたら、ベニカミキリというカミキリムシの幼虫でした。)

新潟の青年に「ケス君」というのっぽくんがいるのですが、それを大幅に超える足長お兄さんは、会津美里町の役場の担当職員さんです。並んでパチリ。兄弟?と噂されています。(笑) ケスくんが小さく見える、びっくり。会津美里町には、毎年、とても気持よくお迎えしてくださっています、大感謝。これだから、またここを利用したくなるんだよなあ・・・




一雨きましたが、元気に外で遊んでいます。


何だか、ごっこ遊びが始まりましたよ。「マッサージ屋さん」だそうで・・・「ただいま、席がひとつ空いております。」と客引きをされるんですが、何だか照れくさいじゃないか。お客にも演技性がとても要求されます。

でっかいケツのお客もいらっしゃいました(笑)


さて、夕食前に劇団道化「なにができるかな」観劇。劇団道化ははるばる九州は福岡市の劇団で、飛行機で仙台空港、レンタカーでキャンプ場まで来てくださいました。今日から数日、仮設住宅の集会所などでボランティア公演を行います。



終了後、みんなでパチリ。



終了後、夕食一緒に召し上がっていただきました。メニューの新潟名物タレカツ丼にご満悦、たくさんおかわりも。(タレカツ丼は会津にもあるらしいけど、新潟名物です。)

夜、女子部屋に来いって誘われて除きましたが・・・女子会?青年ボランティア(含む、私も)の人気投票とインタビューアンケートの公開だそうな。ちなみに、私は3位ってことで。思ったり上位。インタビューの結果「やさしい」「なんでも作ってくれる」「太っ腹」だそうで・・・当たってるんだかどうだか(笑)


最後の晩で、子どもたちもなかなか寝ませんが・・・セミの幼虫が脱皮、みんなで観察です。アート体験だけでなく、自然体験もちゃんとしてるのだ(笑)



4日め

やっぱりこのキャンプの醍醐味はこれ!味噌釜五右衛門風呂。朝もは夜から入浴だ。小原庄助さんばりに幸せいっぱい。



マシュマロ焼きも楽しいおやつ。


お昼は、冷やし中華


まるでチョコバナナのりだね。実は塩もみきゅうり。